2010年4月、伝統ある「電気通信学部」を改組・再編し、国立大学で唯一の学部「情報理工学部」が誕生した。実は、電気通信大学がカバーする学問領域は広く、情報、通信、エレクトロニクス、メカトロニクスを核に、理工学系のあらゆる分野にわたる。こうした広い学問領域を生かし、創立100周年となる2018年を目処に、新しい科学技術「総合コミュニケーション科学」を興そうとしている。これは、あらゆる学問・研究領域をコミュニケーションに関連付けつつ、世の中に役立つ総合科学技術として発展させていこうとする概念である。

巻頭特集■未来のために今できること
・総合コミュニケーション科学で未来を拓く
・卒業生、未来を描く　飯島澄男氏、久夛良木健氏、美馬のゆり氏、福本玲子氏
・学長インタビュー　「世の中をコミュニケーションで科学する」

Part１　■学科紹介とカリキュラム解説
・情報理工学部の全貌を紹介　学部長談話＋学科紹介
・もう一つの大学院“ＩＳ研究科”は社会との接点　研究科長談話＋専攻紹介
・数学と物理の基礎学力を身に付けてから専門コースへ　
・１年生から始まるキャリアデザイン教育と就職支援

Part２　■研究室・研究プロジェクト
・14名の研究者＋６つの研究プロジェクトなどを紹介

Part３　■実学教育を支える社会との接点
・学生ボランティアを中心に、地域・社会貢献を（CCR社会連携センター）
・国際交流センター
・企業と学生を結び、就職を支援（同窓会／社団法人目黒会）

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