インダストリー4.0を超える シミュレーション統合生産の衝撃IoT時代に先見力を与える知識統合型ものづくり

中村 昌弘(レクサー・リサーチ代表取締役社長) 著 

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内容紹介

インダストリー4.0やインダストリーインターネットに翻弄される必要はない

工場の製造現場を見ることが好きな経営者は多い。しかし現場の「今」は分かっても、それが本当にベストのものなのかどうか、市場やサプライチェーンの状況が変わってもベストであり続けるのかどうか、といったことまで読み取るのは難しい。

現実の現場に加えて、コンピューターの中に構築した現場の精緻なモデルを見ることで、将来にわたってその現場の実力を把握することが「シミュレーション統合生産(SIM)」の目的である。単にコンピューターを通して現場を見るだけでなく、さまざまな運用方法におけるラインの挙動をシミュレーションし、最適なものを見つけることで、よりよい経営に結び付ける考え方だ。

SIMのベースになる「生産モデル」では、非常に多くの情報を扱う。IoT(もののインターネット)の進展によってさまざまな装置からの情報がインターネット経由で集まるようになっており、さらにクラウド上の強大な計算資源を使って、何種類ものシミュレーションを並行して実行し、もっとも結果のよいものを選ぶ、といった処理も現実的なコストで可能になってきた。

Industry 4.0、Industrial Internetといった最近の動向も、ITによるものづくり強化という点でシミュレーション統合生産の推進を後押しするものである。しかし著者は、日本はそれらの真似をしていればよいわけではない、と主張する。もともとの強みである垂直統合におけるオペレーション力をさらに強化するためにこそ、ITの力を役立てるべきである。

この考えに基づいて著者は生産シミュレーション・システムを開発。その概念と内容を解説するとともに、システムを実際に導入した5社の事例も掲載。ものづくりとITに強い国内の論客5人との対談も、大変興味深いものになっている。

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商品詳細

発行元
日経BP社
発行日
2015年9月7日
ISBN
9784822275440
ページ数
292
サイズ
A5
原著者
中村 昌弘(レクサー・リサーチ代表取締役社長)