世界No.1製品をつくるプロセスを開示 開発設計の教科書

寺倉 修 著 

2,970円

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内容紹介

厳しい製造業で勝ち残る開発設計のノウハウがこの1冊に凝縮

本書は、「世界No.1製品」を生み出し、高品質に量産するために必要な「開発設計プロセス」の全てを解説した初めての書です。自動車から電機、産業機械まで製造業が、競合企業を打ち負かす世界一の製品を生み出し、かつ高品質に量産するために何をすべきかをこの1冊に凝縮しました。著者は実務経験が豊富な元デンソーの開発設計者です。

製造業の基本は、競合企業に対して「優位性」を確保し、それを踏まえた上で、お客様の「信頼」を保ち続けることです。そのためは、それにふさわしい設計段階の取り組みを行わなければなりません。

設計段階の取り組みは、「先行開発段階」と、この設計力のアウトプットを受ける「量産設計段階」の取り組みで構成されます。本書は、量段階を踏まえた上で世界No.1製品を生み出し、かつ造るために必要な普遍的なプロセスを体系的に解説しました。

先行開発段階の取り組みは、世界No.1製品を実現し得るダントツの目標(ダントツ目標)の基本コンセプトを決め、技術的なめどを付けることです。本書は、先行開発段階の全ステップ、ダントツ目標の満たすべき要件、達成を阻害する要因の打破について取り上げます。

一方、量産設計段階の取り組みは、先行開発段階でめどを付けたダントツ目標値の品質を“120%”まで高めるための活動です。つまり、100万個造ったとしても、1個たりとも品質不具合を出さないための取り組みです。具体的な事例を踏まえながら、量産設計の全ステップや技術知見、評価基準など「7つの設計力」要素を取り上げて詳しく解説しました。

製造業にとって競争の源である、世界No.1製品の開発設計に関して必要にして十分なノウハウが凝縮されているため、開発設計を率いるマネージャーやリーダー、開発者・設計者はもちろん、経営者や他部門のマネージャーにも一読の価値があります。

主な内容

【第1章】設計者とは何か、設計力とは何か
1.設計とは、設計者とは、そして設計力とは
2.CADに着手するまでが勝負
3.設計力を5Sのごとく

【第2章】「先行開発」が優位性を、「量産設計」は信頼をもたらす
1.設計段階の取り組み事例
2.設計段階の活動が品質とコストの80%を決定する
3.設計段階を「やりきる」、それが「設計力」
4.設計力は先行開発と量産設計にそれぞれ存在する
5.先行開発は「優位性」を確保し、量産設計では「信頼」を得る
6.先行開発と量産設計はスパイラルアップする

【第3章】ダントツ目標値を実現する先行開発段階の取り組み
1.ダントツ製品とは
2.ダントツ製品のめどを付ける基本フロー[1]先行開発と量産設計の基本フロー
3.ダントツ目標値は根拠が大切(ダントツ目標値の4要件)
4.先行開発の7つの設計力要素
5.先行開発の事例
6.ダントツ製品を目指した事例

【第4章】品質“120%”を達成する量産設計段階の取り組み
1.品質不具合は古くて新しい課題
2.品質不具合を減らすには、同じ失敗を繰り返さないこと
3.FMEAの限界
4.量産設計の7つの設計力要素
5.技術と同等に必要な仕組みと管理
6.設計力で乗り越えるべきもの
7.量産設計の具体例

【第5章】設計段階の取り組みの形骸化を防ぐ
1.7つの設計力を順次そろえる設計力を順次そろえる上での留意点
2.特に気をつけなければならないこと
3.形式ではなく内容と質のある取り組みを意識する

【第6章】ダントツ製品を達成する設計者のあるべき姿
1.先行開発と量産設計の設計力の比較
2.変革のWAYと守るべきWAYの両立
3.設計者は常に新たな目標に向かって取り組む
4.世界一を目指した設計者の言葉

【第7章】Q&A:設計者に共通する7つの悩み
Q.1:設計と「設計力」は何が違うのですか?
Q.2:先行開発プロセスには方針決めが何度かありますが、方針決めに時間をかけるよりも、すぐに開発をスタートさせた方がよいのではありませんか?
Q.3:先行開発と量産設計は、それぞれ別の設計者が担当するのが良いでしょうか?それとも、同じ者が両方担当すべきですか?
Q.4:設計目標値を開発の途中で変えることがあります。良くないことなのでしょうか?
Q.5:忙しいときは、デザインレビュー(DR)を次のDRと一緒にしたいのですが、ダメでしょうか?
Q.6:品質決裁会議は行っていますが、納入先や市場での品質不具合は相変わらずです。どうすればよいのでしょうか?
Q.7:設計者と製造現場のスタッフとのコミュニケーションがうまくいっていません。このままで大丈夫でしょうか?

商品詳細

発行元
日経BP社
発行日
2019年12月23日
ISBN
9784296104123
ページ数
360
サイズ
A5
原著者
寺倉 修