富士通が開発したXML型データベースエンジン「Interstage Shunsaku Data Manager」を、応用面からわかりやすく紹介した解説書。身近な営業支援システムや図書館データベース、電子電話帳を例に、「使いやすい情報システム」という観点から、それぞれの仕事の基盤となる“情報”を、容易に蓄積でき、活用できることを紹介している。情報システム部門だけでなく、経営者や営業・人事・企画といった業務現場のビジネスマンにとっても「情報を活用する仕組み」が理解できる。
この「Shunsaku」は、従来のデータベースの概念を変え、変化の激しい時代に最適な情報活用を可能にする画期的な純国産技術。RDB（リレーショナル・データベース）のようなインデックスやチューニングが不要で、全項目・全文を逐次、高速に検索する。検索条件やアクセス数に関係なく、検索時間はほぼ一定である。全体を予測したデータベースの設計は必要なく、データの変更・追加に柔軟に対応できる。業務日報やカルテのような不定形の情報が扱えるだけでなく、既存の業務システムのデータも横断的に検索できる。

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