日産自動車「リーフ」徹底分解2019[電池編]

日経BP総研 クリーンテック ラボ / 日経 xTECH 監 

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内容紹介

新旧リーフのセルを徹底分析、その進化と旧型リーフの劣化要因を解説

日産自動車が量産電気自動車(EV)として商品化した「リーフ」。2017年9月に一新した2代目のリーフが発表されました。本レポートは、2018年3月に刊行した『日産自動車「リーフ」徹底分解2018[全体編]』の詳細版として、同車両に搭載されている電池に焦点を当て、専門家が徹底的に分析しました。

2代目リーフのLiイオン2次電池パックは、エネルギー密度を高めることで電池パックの大きさは従来と同等としながら、容量を24kWhから40kWhへと増加させた上で、重さは9kg増に抑えています。

本レポートでは、電池パックからの分解調査をはじめ、電池セルの充放電特性や高レート特性、サイクル特性、高温保存特性など様々な特性を評価しました。また、分析装置メーカーや専門家の協力を得てセルを構成する正極と負極、セパレーターの材料分析を実施しています。

さらに、6万7000kmを走行した初代リーフに搭載されていた電池セルの分析調査も併せて実施しました。劣化要因となるMn(マンガン)溶出などについて分析しています。このほか、新旧リーフのセルの構造的な違いをはじめ、各種特性を比較しながら、日産自動車が開発した電池セルの進化の方向性を理解できます。

既刊の『日産自動車「リーフ」徹底分解2018[全体編]』、『日産自動車「リーフ」徹底分解2018[ECU編]』をはじめ、2019年2月発売の『日産自動車「リーフ」徹底分解2019[インバーター/PDM編]』や同年3月発売の『日産自動車「リーフ」徹底分解2019[モーター編]』と合わせてご活用いただければ、新型リーフの全貌に加えて、電気自動車の最新技術動向をご理解いただけます。

主な内容
【第1章】総論
1-1 リーフ概要
1-2 電池パック
1-3 電池モジュール

【第2章】2代目リーフの電池セル評価
2-1 セル分解
2-2 セル特性
2-3 正極分析
2-4 負極分析
2-5 セパレーター分析

【第3章】初代リーフの電池セル評価
3-1 セル分解
3-2 セル特性
3-3 正極分析
3-4 負極分析

【第4章】新旧セルの比較評価
4-1 セル構造
4-2 セル特性
4-3 正極
4-4 負極
4-5 セパレーター

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商品詳細

発行元
日経BP社
発行日
2019年3月28日
ISBN
9784296101795
ページ数
103
サイズ
4穴バインダー形式(A4判)
原著者
日経BP総研 クリーンテック ラボ / 日経 xTECH