次世代電池2022-2023

日経エレクトロニクス/日経クロステック 編 

49,500円

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内容紹介

電気自動車シフトと、自然エネルギーの大量導入で注目集まる
次世代電池技術やトレンドを徹底解説

<本書の特徴>
特徴1
軟らかい固体電池や、鉄さび電池、ナトリウムイオン電池、アルミニウムイオン電池、多価イオン電池など、次世代技術の最新動向を網羅
特徴2
重力による位置エネルギーや圧縮空気、フライホイール、水電解といった電池以外の蓄電技術についての技術やトレンドも掲載
特徴3
リチウムイオン2次電池の最大ユーザーであるトヨタ自動車やフォルクスワーゲンといった自動車メーカーの電池戦略をウォッチ

次世代蓄電池の開発や応用展開の最新動向を
徹底取材と調査に基づき詳説

2021年12月に勃発したロシアによるウクライナ侵攻によって、石油や天然ガスといった天然資源に頼るエネルギーの脆弱さが表面化しました。地球温暖化の深刻化による、CO2排出の大幅削減も待ったなしの状況で、今後、いっそう自然エネルギーの導入の加速を進めざるを得ません。変動の激しい自然エネルギーを使いこなすには大量の蓄電システムが必要です。一方で、世界的な電気自動車シフトも鮮明になっており、自動車メーカーの間で、リチウムイオン2次電池(LIB)の争奪戦が繰り広げられています。本書では、このトレンドを捉え、次世代蓄電池の開発や応用展開の最新動向を徹底取材と調査に基づき詳説しました。

蓄電技術では、重力による位置エネルギーや圧縮空気などを使った古典的な蓄電技術も取り上げました。もはや蓄電に使える技術は、総動員で臨む必要があるためです。もちろん、LIBや、次世代の固体電池、ナトリウムイオン電池といった新しい電池技術についても解説しています。

今後、LIBの大量導入が進むことで、問題になるリサイクル技術についても調査しました。また、LIBの最大の購入者である自動車メーカーの戦略についても、分析しています。

蓄電池のみならず、蓄電技術も含めた、今後のエネルギー関連技術や、ビジネス環境、その応用、キープレイヤーなどの基礎知識を得るのに、最適な一冊です。

■主な内容
Chapter 1  次世代電池技術
“脱リチウム"電池時代到来
Li-S電池が1000サイクル超え
EV向け固体電池が本格量産へ
電池だって3Dプリンター
東芝が燃えないLIB
450Wh/kgのLi金属電池

Chapter 2  EV用電池と市場動向
液系か、全固体か EV電池最前線
EV狂乱、電池争奪戦
「消え去る」鉄系電池に脚光
対応避けられぬトヨタ、SiC後押し
CATLがNaイオン電池
中国50万円EVの見事な設計力

Chapter 3  エネルギー応用と競合技術
蓄電池の大量導入が急加速
レドックスフロー電池が“LIB並み"の低価格へ
ナトリウムイオン電池が本格量産
次世代キャパシターが再点火
重力蓄電システムが欧米で台頭

Chapter 4  環境と資源問題
LIB リサイクルの事業規模が一気に数十倍に
リチウム回収の経済性にメド
ニッケル価格が高騰
韓国はLFPに注目
ミライのFCスタックを分解

書籍の内容を収録した「次世代電池2022-2023【CD-ROM】」と、書籍とCD-ROMをセットにした「次世代電池2022-2023セット」も同時発売!

商品詳細

発行元
日経BP社
発行日
2022年9月28日
ISBN
9784296200351
ページ数
約 240
サイズ
A4変
原著者
日経エレクトロニクス/日経クロステック