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進化する外壁材 オールラウンドな素材が壁の歴史を変える
渡辺 稔
1,540円
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内容紹介
日本の住宅の外壁は、戦後から昭和60年代あたりまでは、モルタル塗りの壁が主流を占めていた。これを湿式建材というが、このやり方は手間とコストがかかるのがウィークポイントであった。これに変わって急激にシェアを拡大してきたのが、工場であらかじめ生産し、それを住宅の外壁に取り付けるだけで施工できてしまう、というサイディングである。これを、湿式建材に対して乾式建材と呼んでいる。湿式の場合であれば、人の手で壁を塗るわけだから、色や意匠など無限のバリエーションが出せるし、重厚感もある。そんなときに出会ったのが、セメントボードというアメリカ生まれの製品である。このボードを外壁の下地材として使えば、そのうえにモルタルをはじめ、さまざまな仕上げ材を塗布することによって、重厚で質感豊かな外壁を完成させていくことができる。つまり、乾式と湿式の両方のよさを兼ね備えたのが、このセメントボートというわけである。本書は、より質の高い住宅づくりをめざす多くの人々に対して、このような画期的な素材があることを知らせ、これによって日本での住宅の質を少しでも向上させていきたい、という著者の思いを伝えようとするものである。
商品詳細
- 発行元
- 日経BP企画
- 発行日
- 2005年9月5日
- ISBN
- 4861301106
- ページ数
- 188
- サイズ
- 四六
- 原著者
- 渡辺 稔