加速するオレンジ－－法政大学。国際日本学研究、エイジング研究、エコ地域デザインそして法科大学院、会計大学院、イノベーションマネジメント研究科といった専門職大学院等々、21世紀に入って数年の間に着手した新しい試みが、着々と進展。ガバナンスの強化とあいまって、法政大学は、改革の本格化に向けて加速する。
　すなわち、デザイン工学部の開設や生命機能学科開設を皮切りとする工学系学部の強化・再編、地域研究センターや現代福祉学部に代表される行政・地域社会とのさまざまな連携の拡充、スポーツサイエンス・インスティテュート（ＳＳＩ）がリードする健康・福祉研究の展開がある。
　それらの改革の向こうに見えるのは、人と学問の関わりが織り成す新しい価値観「ウェルビーイング」である。グローバル化、ＩＴ化、少子高齢化など激変する社会に対する、法政大学としての真摯な提案を紹介。０４－０５年版「法政大学」に引き続き、ダイナミックに変わる法政大学の新しい姿を紹介する。

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