売り切り御免遊び精神とやせがまんが卑弥呼のブランドを生んだ

柴田 一  

1,760円

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内容紹介

女性の間で圧倒的な人気を誇る「卑弥呼」の靴。その戦略は著者の両親の「鮮魚商」から学んだ商売哲学にあった。高級鮮魚を扱っていた両親の商売は「売れる時期に、売れる商品を、売れる価格で、売れる場所に、売れるだけ供給する」。これこそブランド商法。靴といえども“鮮度”を重視し、日本人の季節観に注目、暦の「24節気」に合わせ、約2週間ごとに計画的に新商品を開発するなどユニークな商品開発を続けている。鮮魚商に学んだブランド経営は、「市場でいちばんと言われる高級品で勝負する」「オリジナル商品の販売は多品種少量限定の売り切り販売」「在庫をなくせば資金繰りはラク」など数々の実践哲学を生んでいる。一時はブランドを守るために売り上げの5割を占めた洋服の小売専門店との取引を一気に止めたこともある。「大量生産大量販売」の20世紀型経営が行き詰まり、21世紀の「オンリーワン経営」「高付加価値経営」が求められる今日、卑弥呼のブランド戦略は企業経営者ならびにビジネスマンにこれからの経営のあり方として多くのヒントとなる。

商品詳細

発行元
日経BP企画
発行日
2006年7月10日
ISBN
4861301823
ページ数
168
サイズ
四六
原著者
柴田 一