2006年に創立130周年を迎える同志社女子大学。「キリスト教主義」「国際主義」「リベラル・アーツ」の3つの教育理念は、創立より現代まで脈々と受け継がれている。05年4月には薬学部を開設したほか、07年4月には学芸学部に国際教養学科が新設されるなど、同志社女子大学では今、様々な改革が進行している。
　開設当初より英語教育に力を入れている同大では、留学制度の充実が図られるほか、学生に対して多くの特別プログラムを用意している。また施設面では、05年に京田辺キャンパスの聡恵館を増設。図書施設が約2倍の広さになり利便性が飛躍的に向上した。09年4月には英語英文学科と日本語に本文学科が今出川キャンパスに移転し、今出川、京田辺の両キャンパスで理系と人文社会系の学びの場が整う予定だ。
　そのほかにも様々な教育改革が進む同志社女子大学。本書では、4学部10学科の女子総合大学である同志社女子大学の教育や、産官学連携に対する取り組みなどを徹底紹介する。

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