収録した講義は、文化勲章や文化功労賞受賞者、ノーベル賞受賞者クラスの研究者、
および企業のトップを講師として招いているのが特徴。大学院修士・博士課程を修了した学生が、
将来経営トップまたは技術開発のリーダーとして活躍するために「果敢に知の探究に挑み、
その結果新しい産業を創造する」きっかけとなることを狙っている。大学院の学生だけでなく、
学部学生や広く一般にも公開された授業で、
技術経営、最新の科学技術、イノベーションに興味がある読者に対しても有益な情報を提供する。

第１講義　光ファイバー通信と社会
　　　　　　　　　　　　（東京工業大学・末松安晴栄誉教授）
第２講義　世界を結ぶインターネットを可能にした光ファイバー通信とその将来展望
　　　　　　　　　　　　（東北大学・中沢正隆教授）
第３講義　１ワットで働く脳、数千万ワット使うスパコン
　　　　　　　　　　　　（大阪大学大学院生命機能研究科・柳田敏雄特任教授）
第４講義　ポータブル・ガスタービン発電機の研究開発事例を通して考える、
　　　　　　 　　機械システムにおけるイノベーション実現の方法
　　　　　　　　　　　　（ＩＨＩ新事業推進部・磯村浩介技監）
第５講義　社会インフラの老朽化と維持管理へのＩＣＴの活用を考える
　　　　　　　　　　　　（東京都市大学・三木千壽学長）
第６講義　電気エネルギーと電気事業
　　　　　　　　　　　　（中部電力・川口文夫顧問）
第７講義　電力貯蔵用リチウムイオン電池が世界を救う
　　　　　　　　　　　　（エリーパワー・吉田博一社長）
第８講義　科学技術イノベーション戦略
　　　　　　　　　　　　（内閣府総合科学技術・イノベーション会議・久間和生議員）

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